ジャルプロHMWの主成分は高分子の非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸ですが、ジャルプロHMWの効果は、大きく2つの点から得られるものになります。
1つ目は、ジャルプロシリーズに共通して言える、非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸による肌育効果。
2つ目は、”高分子”の非架橋ヒアルロン酸の分子量による効果です。また、この高分子非架橋ヒアルロン酸の効果が、ジャルプロHMWの特徴とも言うことができます。
【ジャルプロの肌育効果】
ジャルプロの肌育効果は、非架橋ヒアルロン酸のECMリモデリング効果とアミノ酸の相乗効果として現れます。 非架橋ヒアルロンア酸は肌に注入されると多方向に拡散し、その過程で周囲の組織を活性化させます。活性化せれた細胞は、真皮層のコラーゲン・エラスチン・繊維芽細胞を増生させるので、ハリや弾力が増し肌を若返らせます。 この効果をECMリモデリングと言い、肌育効果として謳われています。 そして、ジャルプロに配合されているアミノ酸は、細胞の生成・再生、損傷した肌の修復に欠かせない成分です。特にグリシンはコラーゲンの生成という観点から考えると重要なアミノ酸になります。
つまり細胞増生を促しながら、生成・修復に欠かせないアミノ酸を同時に与えることができるので、肌の若返りの相乗効果が期待できるということになります。
【高分子の非架橋ヒアルロン酸の効果】
高分子の非架橋ヒアルロン酸とは、分子量の大きい非架橋ヒアルロン酸のことを言います。
先ほど非架橋ヒアルロン酸は多方向に拡散すると説明しましたが、分子量が大きくなると肌の細胞の隙間を通りにくくなります。また、分子量が大きいので分解や吸収もされにくくなります。 つまり、低分子のものと比べて、注入された部位から拡散しにくく留まる、分解されるまでに時間を要するという違いがあります。 また、ヒアルロン酸自体が引き寄せた水分と結合すると膨らみボリュームを増すので、シワやくぼみに注入することで、その部位が目立ちにくくなります。
ジャルプロHMWの特徴
HMW(High Molecular Weight)とは高分子量という意味なのですが、その名前からもわかるように、高分子の非架橋ヒアルロン酸によって得られる効果が、ジャルプロHMWの特徴と言うことができます。
- 粘度があり広がりにくい性質のため、注入された場所で留る
- 注入された部位で、水分を引き寄せボリュームを形成する
- ボリュームアップによって、たるんだ皮膚が引き上げられリフトアップが期待できる
- 分解されにくいので、持続効果が6~12ヶ月と長い
こんな方におすすめ
- 首のシワやほうれい線などの深いしわを目立たなくしたい
- 頬のコケや目のまわりのくぼみ、こめかみ部分をふっくらさせたい
- 頬にハリ・ツヤが欲しい
- リフトアップ
上記のようなお悩みを持っておられて、
- “何かした”と周囲に気付かれたくない、自然に変化する施術がいい
- ダウンタイムが3日以内で終わって欲しい
効果発現時期
施術後数日頃から「肌が滑らかで柔らかく感じられる」といった、肌の質感の改善が感じられ始めます。 効果をピークに感じられるのは施術後数週間経過した頃で、しわやたるみが減少し、肌の全体的な弾力性とハリが向上したように感じられます。 1度の施術でも効果は感じられますが、効果を継続させるためには定期的に施術を受けることが必要となります。
効果の持続期間
ジャルプロHMWは約6ヶ月から12ヶ月程度と言われています。
効果の持続期間については肌の反応、注入される量、患者の生活習慣や普段のスキンケアによって左右されるので、個人差があります。 定期的な施術を重ねることで、より長期間にわたる肌質の改善が期待できます。
推奨施術回数/頻度|施術スケジュール
- 2~3週間に1回、4回セット
- それ以降は、半年~9カ月に一度程度のメンテナンスを行う
使用期限:
2026年5月